ファインダーを覗く時📷

みなとみらい・湘南エリアに出没中

NOKTON先生の良さ再確認の旅、ぶらり横浜大さん橋!

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

 

Voigtlander APO-Lanthar 35mm f/2.0 Asphericalがほしくてしょうがないアテクシ。でもNOKTON40持ってるしなあ~、NOKTON先生と置き換えるべきか?はたまた買い足すべきか?どうしよっかなあ~。。。。そのうちZ40mmf2.0も出るしなぁ~、準標準域の打線をどうすっかなぁ~と悩みまくるのが最近の日課となっております。

 

そうだ!この邪念を振り払うためにNOKTON先生の良さを再認識する旅に出よう!

 

というわけで、NOKTON先生をもって、ぶらり横浜大さん橋へ!でございます。

 

持ち出し機材はNikon Z6にマウントアダプターTZE-01かまして本日主役のVoigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Aspherical SEでございます。

 

 

冒頭の飛鳥Ⅱは開放f1.2で撮りました。

開放付近での収差、滲み、解像感の欠如。。。これがNOKTON先生をAPOに置き換えたほうがいいのかな?と思う一番の理由でした。でもどうしてどうして!確かにPCで拡大して見ると収差達が見えるのですが、普通に(拡大せずに)鑑賞するだけなら立派に見えるじゃない!←再確認その1。それに開放f1.2ならでのエモさ!←再確認その2

 

こんな感じでNOKTON先生の良いところを再確認するおひとり様ツアーでございます。

 

さて、行きましょう!

 

 

日本大通りの仏料理Alte-Liebe前のお花を撮ってみる。

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.4

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

やはりピン面はポワ~ンとして解像感は甘い感じですし、やはり細かい収差・滲みが出まくっております。でもPCで等倍拡大とかしないと分かりませんね(笑)

AlteLiebe店内照明をわざと背景に入れて玉ボケを演出してみました。玉ボケはどうでしょう??こんなもんなのかな??Sony ZeissのPlanar50mm f1.4ZA(既にドナドナ済みですが)はもっと玉ボケが美しかったような気もしますが。。。

(後述しますが、このNOKTON先生で丸ボケが〇形状なのはf1.4~1.8くらいまで。f2.0ですでに角多角形ボケになってきます。)

 

でもやっぱり開放1.2~1.4ってのはいいよね!(Apoには無い世界)←再確認その3

 

 

◆横浜港大さん橋で停泊中の飛鳥Ⅱとご対面

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

 

あえてf値開放付近で撮ってみました。

あれ??開放f1.2ってもっともっとポワーンとしてたんじゃなかったっけ??ピントも意外と合わせやすくて。。。なんや許容範囲やん!使えるやんっ!という再認識その4

 

ちな、写っているカップルさんは外国の方でございまして、人目もはばからずチュッチュしておりました。

 

 

 

飛鳥Ⅱ以外にもいろいろとってみました。☟

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

やっぱりなんかエモさを感じますね。これは大口径レンズならではのボケはもちろん、周辺光量落ち(周辺減光)がそう感じさせてるのかな?

 

 

陽が沈み、ライトアップされた飛鳥Ⅱに再びカメラを向けてみました。

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Aspherical SE @f2.0

 

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f2.0


開放付近だと甘いNOKTON先生も f2.0まで絞るとシャキッとし始めるんですよね。APO-Lantharならもっともっとシャキッとするんでしょうが、NOKTON先生でも使えなくはない許容範囲レベルです。

フェンス越しの作例では、飛鳥Ⅱの船尾デッキの照明が玉ボケとして表現されておりますが、よーーく見てみてください。玉ボケではありません角ボケです!もうちょっと遠くの点光源だとf2.0にもかかわらず既にウニウニ光芒が発生するんですよね。遠くの点光源がウニウニするのは大好物なのでそれはそれでいいのですが、角ボケはねぇぇぇぇ~💦。できれば〇でいてほしいなぁ。というのがNOKTON先生のちょっと気に入らないところです。

 

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f1.2

☝碧の廊下からガラス越しのショット

 

 

 

◆横浜大さん橋を後にして夜景撮りをしてみます。

手持ち夜景撮りをしてみましたが、こういった都市夜景スナップはある程度絞らないとシャキッとしませんよね。今回は手持ちなのでf2.0で撮りましたが、もう1~2段絞ってf2.8~f4.0あたりがいいのかな?そうなるとNOKTON先生である必要性は薄くなりますね。もっと解像するZ大三元レンズのほうがいいのかもしれません。

でもf2.0で既に発生するウニウニ光芒は魅力的です!また都市夜景ではなく、暗くてエモい雰囲気のバーだとかそういうところはNOKTON先生が活躍しそうですね。

 

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f2.0

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f2.0

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Voigtlander NOKTON 40mm f/1.2 Asph. SE @f2.0


 

 

 

解像感や収差の無さの観点ではAPO-Lantharに魅力を感じますが、NOKTON先生には、APOには無い開放1.2が使えるという何物にも代え難い武器を持っていることを再認識しました。

一時期NOKTONを手放してAPO35に置き換えちゃえ!と思っていましたが、今回の撮影でNOKTON先生は手放さずに持っておこう!そういう風に思いました。でもAPO35も気になるしなあ~、Z40mmf2.0も気になるしなあ~

 

つまり、あれもこれもほしい沼の堂々巡りでございますっ!

 

では、この辺で

♬♬